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リアルな4年生の現場に迫る!! 〜デジクリ・最終合評編〜

どうも〜。
デジタルクリエイションコース(以下:デジクリ)3年生のことぶきです!

さてみなさん、「京都精華大学展2018 卒業・修了発表展(以下卒業・修了発表展)」がいよいよ始まります!
前の記事では卒業制作(以下:卒制)に励んでいるデジクリの長岡さんを取材しましたが、今回は華々しく行われる卒業・修了発表展までに、学生たちがどんなことをしてきたかをご紹介します!それでは、さっそくデジクリで行われた最終合評の様子をご覧ください!

最終合評というのは完成された作品を先生方に発表する会のこと。自分で定めた目的やターゲットがその作品でちゃんと表現できているのかを改めて考えることによって、作品を一段と優れたものにする機会でもあり、そのために卒業・修了発表展の搬入まで間に合うようなスケジュールを立てているか自分で再確認する場でもあります。

そう、卒業・修了発表展とは、ただ作りたい作品を制作して飾って終わるものではなく、きちんと見る人のことや、自分の表現が伝わっているかということを考えなければならないのです!
みなさんには先輩たちが壁に当たりながらも制作をやめない姿、そして先生のアツく指導する様子を見て、卒業・修了発表展というものがどういうものなのか感じてほしいと思っています。
それではどうぞ!

最終合評は昼休みが終わったちょっと後。卒業・修了発表展約2ヶ月前の、12月20日13時半から行われました。


お!さっそくプロジェクターが起動して、機材は準備OKのよう。

先輩たちの様子はどうでしょう?
もしかして、緊張されて場がカチカチに凍っているのでしょうか…?


おや、みなさんとってもリラックスして余裕そうな雰囲気。
さすが最終学年の4年生、準備万端なようです…!


こちらは集まって何か相談している様子。

ここは発表の練習をする前だったみたいで、練習中は数人の方に見てもらってアドバイスを受けていました。
練習に余念がない方もいらっしゃって、緊張感があるグループも。

色んな状況があって面白いな〜と、先輩の様子を眺めていると、
「ガチャリ」
ついに作品を評価してくださる先生方がドアを開けてお目見えに!
とうとう始まるのだなという感じが辺りに漂よいます…。


見てください、先生方のこの真剣な表情!
見ているこちらまで緊張しちゃいそうです…!

そうそう、デザイン学部では、4年生になれば卒制で自分のやりたいことと近い専門分野をもつ先生のゼミに入るのが恒例行事。
そのため先生方は、他のゼミにいる学生の作品を見るのは、何度か行われる全体合評のときぐらいしかないらしく、その分しっかり学生に実りある意見を伝えようという姿が目に入るので印象的です!

さあこれから合評が始まるわけですが、全員紹介するととてつもなく長くなってしまうので(汗)、独断ではありますが、私が選ばせていただいた3人の先輩を紹介したいと思います!
それでは最初に紹介する作品は〜こちら!


この作品は! カワイイ鳥の人形でいっぱいですね!
これらの人形は全部フェルトで作られたそう。とても器用です…!
ですがみなさん、この作品、何に使われるか分かりますか?ヒントはアルファベットですよ。

…答えは見つかりましたでしょうか?さて正解は?


正解は、クイズの答えを選ぶためのスイッチでした!先輩の作品に合わせてクイズにしてみましたが、みなさん当たりましたか?
こちらの先輩は鳥にも色んな種類がたくさんいるということを伝えたいために、鳥の名前や種類を当てるクイズ、その名も「トリニティ・クイズ」を制作。

そして最終合評では、実際に展示する様子も図に書いておくことが大切なようで…


このように、作品以外にも何をどこに飾るのか、それのサイズはなど、細かいことも発表するそう!
確かに早めに決めておかないと、他にもたくさんおられる先輩が制作した作品の場所やスペースなどを把握できないし、後で周りが困っちゃいますよね。
今は図だけですが、とってもファンシーな世界が卒業・修了発表展に現れそう!と思っていると…

「正解する行為が淡々と続くだけでは面白くないよね」

ドキッ…
そうです、合評というのは作品を説明するだけじゃないのです!発表した後には必ず先生のスパッとしたご意見が出てきます。


間違えた時に「悔しい!次は絶対に正解するぞ」と思ってもらえるためには、正解した時に鳥の生態が分かるような動きを載せたらよいとのこと。
このように、作品について先生からのアドバイスをもらうことも合評をする目的の1つ!残り約2ヶ月でどのように先輩の作品が変わっているのか楽しみです!

ドンドンいきましょ〜、続いてはこちらの方!


何やら美味しそうな食材でいっぱいですね〜!
こちらの先輩は作品のテーマを「食」にしたそう。人が忘れがちな食材のルーツを大事な物語と称し、それを先輩の世界観と合わせて伝えるのだとか。

それと写真の下の方に柔らかそうな食パンのクッションが置かれていますが、これと周りにあるパネルを自由に挟んでほしいのだそう。


そしてそのパネルの裏には、その食材のルーツが分かる絵と文字を載せ、まるで絵本のように表現するみたいです!
ですが、今はどうやって裏を見てもらえるか考え中とのこと。これから先生にたくさんアドバイスを聞きながら作っていくと仰っていたので、こちらも面白そうな作品になりそうです。

さて、先輩を紹介するのもとうとう最後になりました!
最後はどんな作品なのか、こちらです!


こちらの先輩は…ん?ラッパー!?
デジクリの中で音楽を作る方はあまりいないのですが、この方の作品は曲なのだそう。

理由は何なのかな〜とそのまま発表を聞いていると?


えぇ!?
まさか男の人に媚びるという目的で曲作りをするとは、ビックリです!

この先輩は「卒制という名目でモテてやる!」と勢いよく発表の画面に載せていましたが、どのようなイメージで作るんだ?と面白く見ていたら…


男の人が好きそうな女性のことを研究されていたそうで、1番のポイントは口が半開きなところだとか!
でもこれをどのように表現されるのか、女性の私でもちょっとドキドキしちゃいますが期待してます!

そして展示方法ですが、あるCDショップのパロディみたいにするそう。


なるほど!曲の作品にふさわしい展示にすることで、何の作品なのか一目で分かっちゃいますね!
先生からは、発表の掴みはOKだから頑張って制作を進めようとのこと。先輩の発表は1番笑いが大きかったので、とても面白そうな作品になると私、信じております!

ここで全部の発表が終了!
発表が終わった最後には、先生から全体の発表に関しての厳しいお言葉が。


「技術的に足りないという言い訳から、まだまだ完成に遠い人がいることも問題だけど、以前の合評からあまり変わってない人もいるから正直ガッカリです。
作品を作るためにはどうしても考えが必要かもしれないけど、一発で思い通りの作品を作ろうとして、考えをひたすら練り余計な時間をかけるのではなく、やってみようと思ったらまずは行動してみることが大事です!
これから卒業・修了発表展までにある期間を大事にしてください」
と、仰っていました。

先生からのお言葉に対し、真摯な態度で受け止める先輩たち。


先輩たちの心には、そのお言葉がとても突き刺さったのではないでしょうか!

そして当初17時半で終わるこの最終合評でしたが、長くなってしまい19時過ぎに!なんと合計約6時間も発表されていました。
先輩と先生方、本当にお疲れ様でした!では以上で発表の現場取材も終わりです〜。

最後に私からみなさんに伝えたいことは、結局作品を展示するに当たって出てくる課題は、「どうやったら人に見てもらえるか」だと思います。

時には厳しいことを先生に言われて、自分が作りたい方向性を見失う方もいました。ですが、それだけ先生も学生に対して対等に、そして真剣に接しようとしてくださっている証拠。
方向性を見失ったとしてもそのおかげで気が引き締まり、その方が行動するための一歩を協力して先生が後押ししている姿を私もよく見ました。

要するに、卒業・修了発表展は学生の作品がメインですが、完成までに至った経緯にはちゃんと先生も協力していて、お互いに来場者が良かった、面白かったと感じてほしいという目的が一致しているからこそできる卒業・修了発表展なのです!

そんな卒業・修了発表展は、2018年2月14日(水)〜18日(日)に京都精華大学にて行われます!ちなみにデジクリは体育館にて展示予定。

高校1、2年生の方は自分が行きたいコースを考える場に、高校3年生の方は、先輩たちが作品を通して何を伝えたかったのかを感じてほしいと思っています。

それではみなさんが来てくれる日を心待ちにしています!また次回お会いしましょう〜。


学生ライター 中野壽央莉(デザイン学部 デジタルクリエイションコース3年生)

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