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トークイベント 京都における<都市型ポップス>のゆくえ

昨夏上梓された『渋谷音楽図鑑』(太田出版)は、「渋谷系」と呼ばれる音楽文化を主題に据え、90年代「渋谷系」なる音楽カルチャーの形成に至るまでの地理的・文化的・音楽的要因を丹念に分析し、それまで曖昧に表現されていた音楽シーンの本質をクリアにあぶり出すことに成功した名著である。本著における「渋谷系」を、古今東西あらゆる都市の顕在/潜在的な音楽文化=「都市型ポップス」の一つの代表として咀嚼し、私たちが学び暮らしているここ京都に内在するそれについて改めて考察する契機としたい。
今回は、共著者である牧村憲一氏、柴那典氏のお二人に、音楽コース教員の高野寛を加えたお三方をゲストに迎え、京都における「都市型ポップス」をテーマにご鼎談いただく。音楽プロデューサー、音楽ジャーナリスト、音楽家、それぞれ異なる三つの視座から眺める京都の音楽カルチャーの、過去・現在・未来について語らうスペシャルトークイベント。

日程:2月18日(日)
時間:14:00~15:30
会場:友愛館地下1階 Y-004
登壇者:牧村 憲一、柴 那典、高野 寛


【プロフィール】

牧村 憲一
1946年、東京都渋谷区生まれ。音楽プロデューサー。シュガー・ベイブ、山下達郎、大貫妙子、竹内まりや、加藤和彦などの制作・宣伝を手掛け、1984年に細野晴臣主宰のノン・スタンダード・レーベルに参加。80年代後半からはポリスターでフリッパーズ・ギターをプロデュース。フリッパーズ・ギター解散後は「トラットリア」レーベルを設立。2007年より昭和音楽大学非常勤講師を勤め、2014年には音学校を開講。著書は『未来型サバイバル音楽論』(共著:津田大介/中央公論新社)、『ニッポン・ポップス・クロニクル1969-1989』(スペースシャワーブックス)、『「ヒットソング」の作りかた 大瀧詠一と日本ポップスの開拓者たち』(NHK出版新書)など。


柴 那典
1976年、神奈川県生まれ。音楽ジャーナリスト。ロッキング・オン社を経て独立。雑誌、ウェブ、モバイルなど各方面にて編集とライティングを担当し、音楽やサブカルチャー分野を中心に幅広くインタビュー・記事執筆を手掛ける。主な執筆媒体は「AERA」「ナタリー」「CINRA.NET」「MUSICA」「リアルサウンド」「ミュージック・マガジン」「婦人公論」など。「cakes」と「フジテレビオンデマンド」にてダイノジ・大谷ノブ彦との対談「心のベストテン」を連載中。著書は『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』(太田出版)、『ヒットの崩壊』(講談社現代新書)など。


高野 寛
1964年、静岡県生まれ。ミュージシャン。高橋幸宏プロデュースによりソロデビュー。「虹の都へ」「ベステンダンク」(共にトッド・ラングレンプロデュース)、「夢の中で会えるでしょう」(坂本龍一プロデュース)等のヒット曲を世に送り出す。ソロ活動の他に、GUNGA ZUMBA、pupaといったプロジェクトに参加。ギタリスト/サウンドプロデューサーとして、様々なアーティストのライブサポートやレコーディングに手掛けるなど、世代とジャンルを超えたコラボレーションを数多く展開する。2013年、京都精華大学ポピュラーカルチャー学部音楽コース特任教授に就任。2018年2月14日にGEAEGRECORDSより最新アルバム『A-UN』がリリースされる。

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